つながるもしくはつながりたい part1&part2

この作品のアイデアソースは“運命の赤い糸”という言葉です。
自分の小指と運命の相手との小指が目には見えない赤い糸で繋がれていて、その相手に出会えば二人は幸せになるという言い伝えです。
私はその運命の赤い糸が「運命の人じゃない人」とも「赤色じゃない色の糸」で繋がっているのではないかと考えました。
人は産まれた時から様々な人間やモノとかかわらなければなりません。
それは幸せを産み、時には不幸せを産みながら続いてきて、これからも生きてゆく限り続いてゆくものです。
家族との血の繋がりのような強い糸もあれば、毎朝立ち寄るコンビニでレジをしてくれる店員さんとのすぐに切れてしまいそうな弱い糸もあります。
出会った時には予想もしていなかったけど、今では切っても切れない糸で繋がっている人がいれば、今すぐにでも切ってしまいたい糸など
生きていく中で様々な経験をするたびに否応なし糸はどんどん増えていき、絡まったりねじれたりしながら自分と誰かを繋いでいるのです。
そしてその糸をつくる無数の蜘蛛たちが今度はどっちに飛び出してやろうかと言わんばかりに私たちの体中を列を成して行進するのです。
“運命の人じゃない人とも繋がる蜘蛛の糸”です。
布を染色、プリント、刺繍し、裁断して形をつくり、空気を含ませて展示することでその空間自体を立体造形作品と捉え、
見る人が自分と誰か(なにか)との繋がりを感じられる作品を制作しました。

(part1個展2008/11/3 〜 22) (part2展示2009/2/13〜15)

kaosu2009 ISOT
koten

シロとジロの家@イベントSPRING RING IN GARGLE(名古屋鶴舞KD JAPON)2008年3月28日

この三角テントはフェルトや
木綿布にプリントしたもので出来ています。
高さは2m50cmで、
中にはシロとジロという住人が住んでいます。

このイベントにはあるバンドウーマンからのお誘いで参加しました。

おんなだらけで春の訪れを喜んで鳥たちがギャーギャー奇声をあげているような
イベントをやろう!というコンセプト。

集まったバンドは全てが可愛いだけではない怪しい音を奏でるかっこいい人たちだったので、
装飾も怪しい、でもかわいい三角テント(ティピ)を登場させ、
高麗人参のような春を祝う鳥達(フェルトで出来ています)を飛ばせました。

不思議な空間のなかで、なにかがおこりそうな予感がする夜になりました。

 

生命樹

旅をした竹富島で出会った力強い樹木や草花からインスピレーションを受け、
古着・布・綿を使って立体造形物を制作。
骨組みには背もたれの長い木製の椅子を制作し、それに長細い袋状の布の中に綿を入れたものを巻きつけた構造になっています。
実際に座ることも可能で、座った人が包まれるような感覚を味わってもらえるようにしました。 2007年2月神戸芸術工科大学卒業展覧会にて発表。